登録について

処方医師の登録方法
- 登録要件
- 登録要件
- 登録手順
- 登録情報変更時の手順
サレドカプセルの場合
登録要件は、以下の1)~5)の全てを満たすものとする。注) |
1) サリドマイドの催奇形性及びTERMS®に関する情報提供を受けている |
2) TERMS®を理解し、遵守に同意が得られている |
3) 産科婦人科医師との連携が可能である |
4) 前期研修医(初期臨床研修の2年間を研修中の医師)ではない |
5) 次のいずれかに該当する |
【多発性骨髄腫(MM)の場合】 |
▢ 日本血液学会認定血液専門医 |
▢ 同一医療機関にて日本血液学会認定血液専門医と連携(直接指導を受ける)が可能である医師 |
▢ TERMS委員会※の審議により、患者の治療アクセスに制限があり、専門医との連携が可能であることが確認され、専門医と同等の知識と経験を有するか否かを踏まえて、総合的に判断して、処方医師として登録することが差し支えないと判断された医師(以下「特例医師」とする)。ただし、専門医と同等の知識と経験を有すると確認できない特例医師にあっては、患者ごとにTERMS委員会※の承認を得るものとする。 |
【クロウ・深瀬(POEMS)症候群の場合】 |
▢ 日本血液学会認定血液専門医 |
▢ 日本神経学会認定神経内科専門医 |
▢ 同一医療機関にて日本血液学会認定血液専門医と連携(直接指導を受ける)が可能である医師 |
▢ 同一医療機関にて日本神経学会認定神経内科専門医と連携(直接指導を受ける)が可能である医師 |
▢ TERMS委員会※の審議により、患者の治療アクセスに制限があり、専門医との連携が可能であることが確認され、専門医と同等の知識と経験を有するか否かを踏まえて、総合的に判断して、処方医師として登録することが差し支えないと判断された医師(以下「特例医師」とする)。ただし、専門医と同等の知識と経験を有すると確認できない特例医師にあっては、患者ごとにTERMS委員会※の承認を得るものとする。 |
【らい性結節性紅斑(ENL)の場合】 |
▢ 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 |
▢ 国立ハンセン病療養所に勤務する常勤医師 |
▢ 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医と連携が可能である医師 |
▢ 国立ハンセン病療養所に勤務する常勤医師と連携が可能である医師 |
▢ 上記以外にあっては、TERMS委員会※にて評価し、藤本製薬株式会社が登録して差し支えないと判断した医師 |
注)TERMS®に登録している医師が異動した場合でも、同じ処方医師登録番号を使用する。TERMS®に登録されている情報に変更があれば、登録情報変更申請書〔様式19-A〕を用いて変更申請を行う。
※ TERMS®の遵守状況等を評価する委員会で、藤本製薬株式会社の社内に設置。委員は社外の者から選定。
レナリドミドカプセル「FNK」の場合
登録要件は、以下の1)~5)の全てを満たすものとする。注) |
1) レナリドミドの催奇形性及びTERMS®に関する情報提供を受けている |
2) TERMS®を理解し、遵守に同意が得られている |
3) 産科婦人科医師との連携が可能である |
4) 前期研修医(初期臨床研修の2年間を研修中の医師)ではない |
5) 次のいずれかに該当する |
▢ 日本血液学会認定血液専門医 |
▢ 同一医療機関にて日本血液学会認定血液専門医と連携(直接指導を受ける)が可能である医師 |
▢ TERMS委員会※の審議により、患者の治療アクセスに制限があり、専門医との連携が可能であることが確認され、専門医と同等の知識と経験を有するか否かを踏まえて、総合的に判断して、処方医師として登録することが差し支えないと判断された医師(以下「特例医師」とする)。ただし、専門医と同等の知識と経験を有すると確認できない特例医師にあっては、患者ごとにTERMS委員会※の承認を得るものとする。 |
注)TERMS®に登録している医師が異動した場合でも、同じ処方医師登録番号を使用する。TERMS®に登録されている情報に変更があれば、登録情報変更申請書〔様式19-A〕を用いて変更申請を行う。
※ TERMS® の遵守状況等を評価する委員会で、藤本製薬株式会社の社内に設置。委員は社外の者から選定。
情報提供
MRが処方医師用パックを用いてサリドマイド、レナリドミドの催奇形性及びTERMS®についての情報提供を行う。
☞ 情報提供は、登録申請前及び定期的(年1回を目処)に実施します。
同意
『サリドマイド製剤等安全管理手順に関する同意書』〔様式1〕を記入する。
登録申請
『登録申請書(処方医師)』〔様式10〕を記入後、登録申請に必要な書類をFAX等(FAX、タブレット端末のカメラ機能による画像送信、郵送又はMRによる搬送)により提出する。
登録通知
登録完了後、『登録通知書(処方医師)』を受け取る。
【登録手順全体の流れ】

登録申請に必要な書類
・『サリドマイド製剤等安全管理手順に関する同意書』〔様式1〕
・『登録申請書(処方医師)』〔様式 10-A(MM)、様式10-B(ENL)、様式10-C(POEMS)〕
TERMS管理センターに登録される情報
処方医師の氏名、施設名、診療科名、郵便番号、施設所在地、電話番号、E-mail、施設の情報、登録申請日、登録日、登録番号、医師の登録要件、産科婦人科医師の氏名(処方医師の所属する医療機関以外の場合のみ)・施設名、専門医又は国立ハンセン病療養所に勤務する常勤医師に関する情報(連携する場合は、連携医師の氏名。ENLの場合は、連携医師の施設名・氏名)
登録情報に変更が生じた場合は、速やかにTERMS管理センターへ届け出てください。
変更申請を依頼する
登録情報を変更する処方医師は速やかに『登録情報変更申請書(処方医師)』〔様式19-A〕に必要事項を記入し、TERMS管理センターへFAX等(FAX、タブレット端末のカメラ機能による画像送信、郵送又はMRによる搬送)により提出してください。
【変更申請が必要な場合】
・処方医師が医療機関を追加する場合
・処方医師が医療機関を異動する場合
・登録氏名を変更する場合(改姓など)
・連携する産科婦人科医師の変更
・連携医師の変更(連携医師が異動等の場合)
変更通知書を受領する
登録情報の変更が完了しましたら、後日『登録情報変更通知書(処方医師)』をお届けします。
・変更内容に間違いがないか確認してください。